何処かの誰かの長い独り言

長い長い独り言

未読

今朝は早起きだったので最近LINEが未読のままの幼馴染のTwitterアカウントを最新から遡って読んでいた。


彼女のアカウントにはブログURLが添付してあり、ブログもざっくり読んだ。


彼女からの「察してくれてありがとう」というLINEの返信が2016年の年末である。それからは近所に住んでいるにも関わらず会うことはしていない。


もっというと恐らく彼女は私と会う予定はこの先、ないのかもしれない。


私も2014年までは東京に住んでいたので彼女とは2016年の秋頃に会ったきりだ。


それから「察してくれてありがとう」の流れになるのだが彼女は癌に罹患していた。


体調不良については2016年秋に会って、今はもうないカフェでも今ひとつ胃腸の具合が良くないという旨を聞いていただけに


LINEでの「今日、仕事早退した」という話から、やはり体調不良なのだなとは思っていたし、2014年に私の元恋人が癌真っ只中だったものだから


こんなに働き盛りの若い身近な人が2人も癌患者として私の身近にいることが不思議に思えた。


先日、幼馴染の誕生日にLINEを送った。未読だったのだが、よくあるいつもの時差(彼女はそれほど頻繁にLINEは開かないようだ)の範疇なのだと私は捉えた。


ところがよくよく見るとTwitterの更新は前月の26日で止まり、彼女が2つアカウントを持っているInstagramですら、前月の13日で更新が止まっていた事に気がついた。


これは…。


入院中は基本的にInstagramは非公開設定にしていたようなのだが、今回はそれらしき感じもなく、緊急性のある何かではないかと思った。


SNSというSNSで繋がっていたのにも関わらず、気づいていなかった。


彼女のSNSで更新頻度が高かったのがInstagramだったが私はInstagramは非公開設定にしており、数少ないフォロワーさんの投稿すら見逃すほどInstagramと私の相性はイマイチであり


近年は画像加工アプリと化していたので、利害関係だけは一致したSNSという感覚で利用していたものだから全然気がつかなかったのである。


彼女のLINEに既読がつけば良いなと思いながらも、色々と気掛かりなのだが、これだけ近所に住んでいると、中途半端な田舎のこの辺りならば直ぐに何らかの話は耳に入るのだから私が慌てふためいても、ドライな彼女からすれば「余計なお世話」でしかないのだ。


今日は18日。1週間の未読。


単純にブロックされている方がまだマシだ。私の無味乾燥なSNSの内容に辟易して友人関係をなかった事にしたいと思われてしまった方がずっとマシだ。